日本でどれぐらい大きく
報じられているでしょうか。
米フロリダの空港で今月6日、
銃乱射事件がありました。

容疑者の男は、片道切符を手に
フロリダにある
フォートローダーデール空港に着き、
預け荷物の受け取り場で、
乗客ら5人を死亡、6人を負傷させました。



私の驚きは、発生自体よりも、
この事件の扱いが、
日本はいいとして、
アメリカでも、
すぐに小さくなっていることです。

ボストンで見ていたところ、
発生した初日こそ、
CNNなど報道ニュースで繰り返し流れ、
翌日朝刊でも大々的に
取り上げられていました。

ただ、3日もすると、
テレビをつけても
ほとんど報じられていません。
新聞でも中面の方に
記事が追いやられています。

テロと認定されていないことや、
動機が不明瞭なことからかもしれません。

ただ、度重なる銃乱射事件に
市民がちょっとや、そっとじゃ
腰を抜かすほどは驚かない。
感度が鈍ってきているのでは
ないかと思います。

ハーバード大学の損害防止研究センター
(Injury Control Research Center)
によると、
アメリカ人の22%が銃を所持。

「5人に1人以上」と言い換えると、
なんだか少ない印象も受けますが、
やはり銃が身近な存在ですね。

統計が引き続き気になるので、
最近買った本で「GUN」を
巻末にある索引で検索。



この本は日本でいえば、
「現代用語の基礎知識」
ぐらいの分厚さで、
統計や用語解説など
ファクトデータを中心に
載せています。
本屋で見かけて買いました。

話は戻って
まず、銃による殺人事件。

銃の購入や所持に制限をかけた
「ブレイディ法」なるものが
成立した1993年が約1万8千件。
(法律は今は失効との情報)
2011年は約1万1千件と、
40%近く減っている、とのこと。

知りませんでした。
ややデータが古いので
最近はどうなのか。

別のデータによると、
銃による「殺傷事案」。
警官による銃殺傷も含みます。

出典元Gun Violence Archive
をぜひ、一度、
クリックしてみてください。

2015年で
銃による殺傷事件は約5万3千。
(単位は、件数か人数か不明)。

また、1度に4人以上を殺傷した
「マスシューティング」は、
冒頭のフロリダの空港が
最初かと思ったら、
実はそうではありませんでした。

http://www.gunviolencearchive.org/reports/mass-shooting

このフロリダ事件を入れて、
元旦から10日までで計8件、
12人死亡、31人負傷。

まじかいな…。 

アメリカにいながら
まったく気づかないほど、
大きくは報じられていません。

大統領も議会も、
共和党一色になり、
アメリカが銃を手放す社会は、
実現することはなさそうです。