語学学校での発表を除いて、
外部向けの告知もある
セミナーに初めて登壇しました。
英語でのプレゼンです。

これまで聴く側の立場だったのが、
話す側の立場に立って、
その大変さがわかりました。
日本語なら
なんということないんですけどね。

1、 ロジックやはり大事


ただでさえつたない英語
ロジックも怪しいです。
ネイティブチェックを
かなり念入りに重ねました。
一体いくら使ったか…。

家庭教師が
引っかかったのが、
ロジックが破たんしているときです。
前ページで〇〇はこうしたもの
としながら、
次ページで、例外がある、
みたいな展開には???だそうです。

2、結論ファースト


ハーバードの教授が
日本に出張したときに、
一番驚いたのは、
日本のプレゼンは
最後にすべての結論を
もっていく展開だそうです。

米国では最初にある程度、
ガーンと要約めいた話をして、
今から何をするか見せる。
興味のない人はその時点で
聞くのをやめる。

噂では聞いていましたが、
ほんとにそういうものだそう。
教授のアドバイスを踏まえて、
今回は構成も変えました。

3、つかみとユーモアは大事

これは日本でもそうかも
しれませんが、
ハーバードのセミナーでも
息苦しいセミナーより
途中で笑いを入れられると
なおよいのは間違いなかったです。

ポイントは、間(ま)ですね。
いま面白いこと言ってますよ、
いま笑うところですよ、
というのをしっかりやって、
あきらめずに笑いが来るまでの
数秒を我慢することが大事でした。

つかみ方については、
この本が参考になりました。



「日本人だからこそできる
 英語プレゼンテーション」

イントロのパターンは、
・聴衆に質問する
・聴衆の驚く事実や数値を出す
・本題につながる興味エピから入る
・格言やフレーズを出す

私は話すテーマが、
すこしマニアックな話題だったので、
質問と興味エピの
組み合わせでいきました。

4、発音は意識が及ばない

あとで録音を聞き返すと
カタカナ英語すぎて
赤面しました。
話す内容に集中すると、
発音が二の次になります。

日ごろから発音は
練習してないと、
いざほかのことに意識がいくと
素の状態でしかいかない
ということだと思います。

5、原稿を読むか覚えるか

これは評価が分かれます。
私の家庭教師は、
聴衆とのインタラクティブを
重視していたので、
私は練習しまくって
すべてスクリプト(原稿)を
覚えて、聴衆に語り掛けました。

私のあとから登壇した人は、
指導者が
「aとtheが抜けたり
間違えたりするだけで
ネイティブは思考停止する」
だから
「間違えるぐらいなら、
 原稿は読んでいい」
という指導を受けていましたので、
手元で読まれていました。

自分でやった感想としては、
やはりできる限り
覚えて聴衆の反応を
つかみながらやるに
越したことはないと思います。

プレゼン自体は、
練習がそのまま
結果に反映されるな、とも感じました。
そのあとにつづく
質問コーナーが
背筋凍りましたが、
日本的発想+欧米式ロジック、
これがいいと思います。