ボストン大学(BU)の語学学校では、
計16人のクラスの半数以上が、
サウジアラビア出身のアラブ人です。

なかでも「サウジ女子」は5人
最大派閥です。
今までの人生で一度も、
しゃべったこと、ありません。
授業ではペアやグループを組む機会も多く、
この3週間、
かなりしゃべって、親しくなっています。
1,クラスの集合写真で
課外授業で、
J・F・K(ケネディ)元大統領の生家
に見学に行った時のこと。
見学後に集合写真を撮ったのですが、
サウジ女子5人のうち、
4人が集合写真に入りませんでした。
あとで、サウジ男子、サウジ女子に
それぞれ聞いた話をまとめると、
「男性と一緒に写真に写るのが好ましくない」
という
価値観、倫理観、宗教観が理由でした。
ちなみに集合写真に
1人だけ写ったサウジ女子Sさん(18歳)。
彼女の回答は、
「私は気にしない。個人の価値観だよ」。
Sさんは、黒色のマニキュア。
くだけたサウジ女子もいる、と知りました。
2,スマホ撮影OK。ただしSNSアップは禁止
集合写真を外したサウジ女子。
2人が、自分たちのスマホで
JFK生家をバックに撮影していました。
「一緒に撮らない?」
と誘ってみました。
2人は快くOK。
その様子がこの挿絵です。

「あとでフェイスブックのメッセンジャーで送って」
と友達申請を受けて、
FBでも友達になりました。
教室に戻ってきて、
そのうちの1人が話しかけてきました。
「ののさん、
楽しい思い出をありがとう。
さっきの写真だけど、
私たちの思い出に
とどめてもらっていいかな」
『もちろん、
けど、
思い出にとどめるってどういうこと?』
「SNSとか
ネットにはアップしないでほしいの」
やはり他人の男性と
親しげに写っている光景、写真はNG。
祖国の社会で受け入れられていない
それは良くない、ということです。
後日、
家のプリンターで、スナップ写真を印刷。
おそるおそる2人に見せてみました
『これプレゼントで
印刷したんだけど、
失礼だったらごめんね』
「え!! え!!
これ、本当にこれくれるの!?」
2人とも目を輝かせました。
これまでの人生で、
「印刷したスナップ写真を
一度も見たことが無い」と言います。
うち1人からは翌日、
「写真を印刷できるプリンターを
アメリカ滞在中に買いたいので
ののさん、オススメを教えて」
と頼まれました。
3,今ごろ選挙権
これをきっかけに
サウジ女子と色々と話し込んだところ、
女性の権利が著しく認められていない
実態が、次々とわかりました。

(外務省HPより)
そもそもサウジ女子たち、
子どものころから大学も含め、
男子とは、ずーっと別々の学校で
教育を受けています。
女子校、男子校しか、
サウジには存在しないのです。
ということで、
ボストン大での男女が混在する授業は、
サウジ女子からすれば、
初めての体験、異例の空間です。
男性とは別の人生が当たり前、
というサウジ文化ですが、
「女性は一歩下がって、しおらしく」
というレベルではありません。
男尊女卑。
分かりやすい一例は、選挙権です。
なんと、女性の選挙権が認められて、
まだ1年もたっていない!
ここ米国では
ヒラリー・クリントンが最近、
「史上初めて、大統領候補になった」
と話題です。
その前提となる女性の参政権は、
欧米では1920年前後。
間もなく100年を迎えます。
祖国から遠きボストンで学ぶ
アラブ女子たちは、
米大統領選のニュースを
どう見ているのでしょう。

留学ランキングへ
計16人のクラスの半数以上が、
サウジアラビア出身のアラブ人です。

なかでも「サウジ女子」は5人
最大派閥です。
今までの人生で一度も、
しゃべったこと、ありません。
授業ではペアやグループを組む機会も多く、
この3週間、
かなりしゃべって、親しくなっています。
1,クラスの集合写真で
課外授業で、
J・F・K(ケネディ)元大統領の生家
に見学に行った時のこと。
見学後に集合写真を撮ったのですが、
サウジ女子5人のうち、
4人が集合写真に入りませんでした。
あとで、サウジ男子、サウジ女子に
それぞれ聞いた話をまとめると、
「男性と一緒に写真に写るのが好ましくない」
という
価値観、倫理観、宗教観が理由でした。
ちなみに集合写真に
1人だけ写ったサウジ女子Sさん(18歳)。
「ほかの子は外していたけど、
君はなぜ写ったのか」。
君はなぜ写ったのか」。
彼女の回答は、
「私は気にしない。個人の価値観だよ」。
Sさんは、黒色のマニキュア。
学校の階段踊り場では、
地べたに座ってサウジ男子と話すほど。
地べたに座ってサウジ男子と話すほど。
くだけたサウジ女子もいる、と知りました。
集合写真を外したサウジ女子。
2人が、自分たちのスマホで
JFK生家をバックに撮影していました。
「一緒に撮らない?」
と誘ってみました。
2人は快くOK。
その様子がこの挿絵です。

「あとでフェイスブックのメッセンジャーで送って」
と友達申請を受けて、
FBでも友達になりました。
教室に戻ってきて、
そのうちの1人が話しかけてきました。
「ののさん、
楽しい思い出をありがとう。
さっきの写真だけど、
私たちの思い出に
とどめてもらっていいかな」
『もちろん、
けど、
思い出にとどめるってどういうこと?』
「SNSとか
ネットにはアップしないでほしいの」
やはり他人の男性と
親しげに写っている光景、写真はNG。
祖国の社会で受け入れられていない
それは良くない、ということです。
後日、
家のプリンターで、スナップ写真を印刷。
おそるおそる2人に見せてみました
『これプレゼントで
印刷したんだけど、
失礼だったらごめんね』
「え!! え!!
これ、本当にこれくれるの!?」
2人とも目を輝かせました。
これまでの人生で、
「印刷したスナップ写真を
一度も見たことが無い」と言います。
うち1人からは翌日、
「写真を印刷できるプリンターを
アメリカ滞在中に買いたいので
ののさん、オススメを教えて」
と頼まれました。
3,今ごろ選挙権
これをきっかけに
サウジ女子と色々と話し込んだところ、
女性の権利が著しく認められていない
実態が、次々とわかりました。

(外務省HPより)
そもそもサウジ女子たち、
子どものころから大学も含め、
男子とは、ずーっと別々の学校で
教育を受けています。
女子校、男子校しか、
サウジには存在しないのです。
ということで、
ボストン大での男女が混在する授業は、
サウジ女子からすれば、
初めての体験、異例の空間です。
男性とは別の人生が当たり前、
というサウジ文化ですが、
「女性は一歩下がって、しおらしく」
というレベルではありません。
男尊女卑。
分かりやすい一例は、選挙権です。
2015年12月の第三回地方評議会選挙では,初めて女性の選挙権・被選挙権が認められた(女性20名が当選)。(外務省HPより。16年と誤記していたので修正した)
なんと、女性の選挙権が認められて、
まだ1年もたっていない!
ここ米国では
ヒラリー・クリントンが最近、
「史上初めて、大統領候補になった」
と話題です。
その前提となる女性の参政権は、
欧米では1920年前後。
間もなく100年を迎えます。
祖国から遠きボストンで学ぶ
アラブ女子たちは、
米大統領選のニュースを
どう見ているのでしょう。
留学ランキングへ
コメント