日本からの南米旅行。
一番の心配は高山病でしょう。
例えばボリビア・ウユニ塩湖に行く際に
経由するラパスの空港は標高4082m。
いちばん人気、
マチュピチュも標高約2400m。
さっきのラパスと比べると、
なんだか低そうにも聞こえます。
ただ、2千メートルを超えると、
高山病になる恐れがあります。
マチュピチュ行きの拠点となる街、
ペルーのクスコは3399mです。
体が慣れるまで、
特に旅の序盤は心配が尽きません。
私は今回の南米10日間の旅で、
幸い、高山病にはなりませんでした。
ただ、たとえ同じ行程でも、
人によって吐いたり高熱になったり。
高山病の完全予防は難しい。
ただ、予防の三原則をお伝えします。
特に高齢の方や女性、子どもは絶対。
楽しい南米旅行に、つなげてください。
対策1,
高山病予防の薬
ダイアモックスと呼ばれる薬が
高山病対策で有名です。
処方薬なので、診察で
「南米旅行で標高の高い所に
2週間行くので、
ダイアモックスという薬を出して欲しい」
とお医者さんに伝えましょう。
私は医師の指示通り、
薬は高地に入る24時間前から、
1日1回、寝る前に飲みました。
旅行中、症状が出ている出ていない、
それに関わらず、低地に行くまで、
ダイアモックスを飲み続けました。
体の大きさや年齢によって
飲む量が違うので、
医師や薬剤師から聞いて下さい。
対策2,
酸素(Oxygen)吸入、2つの手段
薬だけ飲んでればOKじゃないです。
高地では、酸素が薄いので、
頭が痛くなり、吐き気、
場合によって高熱となります。
足りない酸素を吸いましょう。
手段は2つ。どちらもします。
①宿泊ホテルで吸引
ウユニにしても、クスコにしても、
ホテルに必ずといっていいほど、
酸素吸入器を置いています。

けっこう大がりな装置なので、
お願いするのに気が引けます。
ただ、寝込んだり、
緊急搬送されるより、
はるかにマシです。
遠慮せずに、頼みましょう。
「Oxygen(オキシジェン)」
とフロントやボーイに言うか、
「O2」とメモって渡せばOK。
必ず手際よく用意してくれます。
10分ほど吸えばバッチリです。
頭がスッキリします。
だまされたと思って吸って下さい。
なんとなくだるい、ぐらいでGO。
症状が出る前でもGOです。
市内観光でホテルに戻った時や
これから旅に出る時、
ちょっとしたタイミングで吸って下さい。
かなり即効性のある予防です。
②酸素缶を買って携行
登山をしない人には
なじみが無くて、なにそれ?
という酸素缶をオススメします。
ホテルの酸素吸入は据え置き型。
これに対して、
酸素缶は、出先で吸える携行品。
こういうやつです。
重さは酸素なので、ほぼゼロ。
中身入ってるのか?
と疑うほど未使用品も軽いです。
「お荷物」にならない軽さです。
飛行機の移動では、
酸素缶は持ち込みや預けられません。
酸素缶は現地調達しましょう。
例えばクスコなら、
登山用品を売っている店が
中心街のあちこちにあります。
先ほどと同じです。
店員さんに
「オキシジェン?」と聞けば、
置いてるか置いてないか、
教えてくれます。
価格はだいたい1本1千円。
500mlペットボトル大の
サイズで十分でしょう。
これを携行して、
頭が少し痛くなったり、
少し胸がドキドキするとき、
迷わず吸って下さい。
富士登山でも、酸素缶は、
すごい威力を発揮しました。
高山病は予防薬ばかり
注目されがちですが、
万能薬はありません。
酸素吸入のほうが、
ダイレクトに足らない酸素を
補うので即効性があります。
対策3,
無理しない。頭を下げない
高山病対策の最後の手段は、
体の負担を減らすことです。
ただ単に高地にいるだけで、
体はいつもより、しんどいです。
それに歩いたり、
頭を下げたりすると、
より一層、フラッと来ます。
唇は紫、顔はほてり、
頭が痛かったりぼんやり。
胸はドキドキ、息も苦しい。
これは高山病の予兆です。
とにかく、いつものように、
ちょろちょろ動き回らない。
ちょっと移動したら、座る。
水をたっぷり飲む。
夜はよく寝て体を休める。
こうした基本動作が
何よりも予防策です。
以上に挙げた
予防薬(ダイアモックス)
+
酸素吸入(ホテルで+酸素缶)
+
決して無理しない
この三原則でお願いします。

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一番の心配は高山病でしょう。
例えばボリビア・ウユニ塩湖に行く際に
経由するラパスの空港は標高4082m。
いちばん人気、
マチュピチュも標高約2400m。
さっきのラパスと比べると、
なんだか低そうにも聞こえます。
ただ、2千メートルを超えると、
高山病になる恐れがあります。
マチュピチュ行きの拠点となる街、
ペルーのクスコは3399mです。
体が慣れるまで、
特に旅の序盤は心配が尽きません。
私は今回の南米10日間の旅で、
幸い、高山病にはなりませんでした。
ただ、たとえ同じ行程でも、
人によって吐いたり高熱になったり。
高山病の完全予防は難しい。
ただ、予防の三原則をお伝えします。
特に高齢の方や女性、子どもは絶対。
楽しい南米旅行に、つなげてください。
対策1,
高山病予防の薬
ダイアモックスと呼ばれる薬が
高山病対策で有名です。

処方薬なので、診察で
「南米旅行で標高の高い所に
2週間行くので、
ダイアモックスという薬を出して欲しい」
とお医者さんに伝えましょう。
私は医師の指示通り、
薬は高地に入る24時間前から、
1日1回、寝る前に飲みました。
旅行中、症状が出ている出ていない、
それに関わらず、低地に行くまで、
ダイアモックスを飲み続けました。
体の大きさや年齢によって
飲む量が違うので、
医師や薬剤師から聞いて下さい。
対策2,
酸素(Oxygen)吸入、2つの手段
薬だけ飲んでればOKじゃないです。
高地では、酸素が薄いので、
頭が痛くなり、吐き気、
場合によって高熱となります。
足りない酸素を吸いましょう。
手段は2つ。どちらもします。
①宿泊ホテルで吸引
ウユニにしても、クスコにしても、
ホテルに必ずといっていいほど、
酸素吸入器を置いています。

けっこう大がりな装置なので、
お願いするのに気が引けます。
ただ、寝込んだり、
緊急搬送されるより、
はるかにマシです。
遠慮せずに、頼みましょう。
「Oxygen(オキシジェン)」
とフロントやボーイに言うか、
「O2」とメモって渡せばOK。
必ず手際よく用意してくれます。
10分ほど吸えばバッチリです。
頭がスッキリします。
だまされたと思って吸って下さい。
なんとなくだるい、ぐらいでGO。
症状が出る前でもGOです。
市内観光でホテルに戻った時や
これから旅に出る時、
ちょっとしたタイミングで吸って下さい。
かなり即効性のある予防です。
②酸素缶を買って携行
登山をしない人には
なじみが無くて、なにそれ?
という酸素缶をオススメします。
ホテルの酸素吸入は据え置き型。
これに対して、
酸素缶は、出先で吸える携行品。
こういうやつです。
重さは酸素なので、ほぼゼロ。
中身入ってるのか?
と疑うほど未使用品も軽いです。
「お荷物」にならない軽さです。
飛行機の移動では、
酸素缶は持ち込みや預けられません。
酸素缶は現地調達しましょう。
例えばクスコなら、
登山用品を売っている店が
中心街のあちこちにあります。
先ほどと同じです。
店員さんに
「オキシジェン?」と聞けば、
置いてるか置いてないか、
教えてくれます。
価格はだいたい1本1千円。
500mlペットボトル大の
サイズで十分でしょう。
これを携行して、
頭が少し痛くなったり、
少し胸がドキドキするとき、
迷わず吸って下さい。
富士登山でも、酸素缶は、
すごい威力を発揮しました。
高山病は予防薬ばかり
注目されがちですが、
万能薬はありません。
酸素吸入のほうが、
ダイレクトに足らない酸素を
補うので即効性があります。
対策3,
無理しない。頭を下げない
高山病対策の最後の手段は、
体の負担を減らすことです。
ただ単に高地にいるだけで、
体はいつもより、しんどいです。
それに歩いたり、
頭を下げたりすると、
より一層、フラッと来ます。
唇は紫、顔はほてり、
頭が痛かったりぼんやり。
胸はドキドキ、息も苦しい。
これは高山病の予兆です。
とにかく、いつものように、
ちょろちょろ動き回らない。
ちょっと移動したら、座る。
水をたっぷり飲む。
夜はよく寝て体を休める。
こうした基本動作が
何よりも予防策です。
以上に挙げた
予防薬(ダイアモックス)
+
酸素吸入(ホテルで+酸素缶)
+
決して無理しない
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